| それを聞いた梅蘭芳基金会理事長でもある会長の深見氏が、シドニーと「梅蘭芳京劇団」の橋渡しをして、遂に実現したのがこの京劇公演だったのです。 この公演では、深見氏も「漢津口」という演目で関羽を演じ、満席に近い観客も、大絶賛したのです。まさに、この時に日・豪・中3カ国の芸術文化が深く交流したのです。
2006 年 11 月には、中華人民共和国文化部、中華人民共和国駐日本国大使館主催、特定非営利活動法人 世界芸術文化振興協会( IFAC )共催で、「中国文化フェスティバル 2006 」の一環として、「世界初・薪能と薪京劇の競演」を東京・六本木ヒルズで開催しました。
日本の伝統芸術である能と、中国の伝統芸術である京劇(昆劇)の競演によって、両国の芸術文化の交流を行ったのです。ですから、「楊貴妃」と「項羽」という、日本人にも大変馴染みの深い人物の物語を、能と京劇(昆劇)という、それぞれの芸術表現で上演しました。
物語を比較すると、京劇と昆劇では、楊貴妃や項羽の生前のドラマを中心に描いており、能ではそれぞれの死後のドラマを描いています。ですから、京劇や昆劇と能と、両方があって、初めて楊貴妃と項羽のドラマが完結するとも言えます。すなわち、この日は中国と日本の演目が、お互いを補い合うような舞台となったのです。
【深見東州氏の京劇俳優としてのプロフィール】
京劇は、人民大会堂にて王金 氏と葉蓬氏に正式入門、 1999 年 10 月「西遊記」、同 12 月「虹橋贈珠」での二郎神役、 2000 年7月「古城の再会」での関羽役、 2002 年3月「漢津口」での関羽役などを演ず。また 2003 年2月、シドニー・オペラハウスにて「シドニー京劇公演」に出演し、絶賛を博す。 2002 年 8 月、中国中央電視台( CCTV )主催「第4回国際京昆アマチュアテレビ大コンクール」(中国)に出場、「漢津口」の関羽を演じ、参加者一千人中金龍賞を受賞。受賞後の 2002 年 12 月 4 日、その高い芸術性を評価され、国家二級京劇俳優に認定される。
北京京劇院正団員、黒龍江省京劇院客演団員、梅蘭芳基金会理事長、黒龍江省京劇院京劇振興協会会長。中国国立戯曲学院客員教授、北京戯曲職業学院名誉院長、北京戯曲職業学院客員教授、中国老教授協会名誉教授。 北京戯校教育発展基金会会長。
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